4月3日(日)牡鹿郡女川町・石巻市鮎川方面
本日は、ワゴン車で物資をたくさん積んで、行ってきました。
女川町にて①
女川町は津波の高さもかなり高く、着の身着のまま非難した方が多く、まだ何が必要か?も落ち着いていない状況でした。
ひとりひとり、物資を見せて話を聞きながらお渡ししてきました。
女川町にて②
ご近所の方に声を掛けていただき、集まってもらいました。
衣類・寝袋・マット・靴・下着等、ありがたいと喜んでもらえました。
ミウラ・ドルフィンズの三浦豪太さんも同行頂き、率先して物資を広げて渡してくれました。
女川町内①
女川町の市街地。
何度も来たことのある町ですが、風景を思い出すことも出来ない現状で、まったく言葉になりませんでした。
捜索活動を続けて下さっている自衛隊の方々を見るたびに、頭を下げることしか出来ませんでした。
女川町内②
5階建ての建物の屋上に車が見えました。
(写真中央上)
目の当たりにしても信じられない。
津波の規模は想像に絶します。
女川から鮎川へ移動
少し高台にある建物ですが、二階建ての建物の上に住宅が重なっています。
地震だけで、津波さえなければこんなことにはならなかったのに・・・と思ってしまう光景ばかりです。
鮎川(知人宅)に到着。
今年、和顔施塾に色々と協力頂いた方のご自宅が完全水没。ご家族は全員無事とのことで安心しましたが、天井すれすれまで水が上がり、建物は壊れなかったものの、家具・家財は全て泥だらけでぐちゃぐちゃになってしまいました。
客観的に見てしまえば、要らないものに見えてしまいそうですが、当人の気持ちになれば、思い入れのありそうなものばかり。
何からやったら良いか?さえ分からない状況でしたが、とりあえず、全て外に出してから考えようと、行動開始。
リビング・客間・台所・風呂トイレ・寝室等全ての物を外に出して、床の泥かき作業。
午後からの活動で約5時間位。
何とか、これからどうしようか?と考えられる状況には出来ました。
家の中まで、今後公的にここまでやってくれるのかな?とふと、思いました。
お年寄りの多い地区、必要性は大いに感じました。
作業後に集合写真。
「何かやる気が沸いてきた!」
と元気な笑顔を頂いたのが一番。
毎日、必要な事は変わります。
日々の状況を現場で感じ、地域の復興に
一歩一歩進んで行きます。